中央発條、リコール費用約13億円の特別損失

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中央発條は、2006年度第1四半期(4-6月期)の決算で、同社製品のリコールにかかる費用12億8600万円を特別損失として計上したと発表した。

同社では、過去に製造した自動車用ばねの一部に不具合が発覚し、この製品を搭載した車両のリコール(市場回収・無償修理)を開始した。このリコールに伴う費用として12億8600万円を特別損失として計上した。

同社では、これに伴って投資有価証券の一部売却と同社が保有する東京営業所の土地・建物を売却してリコール処理費用に充当する。売却による特別利益は14億円の見通し。

このため、今期の業績見通しは据え置いた。

《レスポンス編集部》

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