違反取り締まりに腹が立って、キップ類を破いた男を逮捕

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福岡県警は23日、交通違反の取り締まりを行っていた警察官から反則切符を強引に奪い、これを破り捨てたとして、59歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕した。男は容疑を大筋で認めているという。

福岡県警・筑紫野署によると、事件が起きたのは23日の午前11時45分ごろ。同署・地域課が筑紫野市原田付近の市道で交通取り締まりを行っていたところ、59歳の男が運転する乗用車が一時停止標識を無視して進行してきたため、これを摘発した。

ところが男は「取り締まりがフェアじゃない」などと激怒。接遇する署員との間で口論となった。男は署員が持っていたバインダーを強引に奪取。中に入っていた反則キップなどを破いたため、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

逮捕された男は筑紫野市の元市議。キップ類を破り捨てた容疑は認めているが、取り締まりの姿勢には異議を唱えるような言動を繰り返していたようだ。

《石田真一》

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