23日未明、長野県須坂市内の国道406号で、大型トラックと軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。軽乗用車の4人が死亡したほか、大型トラックは路外に逸脱して、道路に隣接する空き家に突っ込んでこれを大破させている。
長野県警・須坂署によると、事故が起きたのは23日の午前4時10分ごろ。須坂市村山付近の国道406号で、交差点を進行中の大型トラックと、軽乗用車が出会い頭に衝突。トラックは弾みで道路に隣接する空き家に突っ込んだ。
この事故によって軽乗用車は大破。乗っていた16−18歳の男女4人が全身を強打して間もなく死亡。大型トラックを運転していた45歳の男性も胸部打撲の軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。
現場は信号機の設置された交差点。現時点では軽乗用車側の信号無視が事故の原因とみられている。警察ではハンドルに付着した指紋などを調べ、運転者の特定を急いでいる。