三菱自動車が発表した2006年上半期(1−6月期)の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は、前年同期比1.3%増の66万8474台となり、順調に推移した。
国内生産は同22.2%増37万3385台と、6年ぶりにプラスとなった。新型車販売が順調で国内販売が回復しているのに加え、輸出も伸びた。
国内販売は同12.4%増の14万4896台と3年ぶりに増加した。『アウトランダー』や『i』(アイ)などの販売が伸びた。
輸出は同22.7%増の19万3771台と、3年ぶりプラスだったアジア向け、北米向けは低調だったが、欧州向けが同24.5%増と伸びた。
海外生産は同16.7%減29万5089台と、3年連続でマイナスだった。北米、欧州はプラスだったものの、アジアが同26.2%減と大幅に落ち込んだ。