トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、トヨタの急速なグローバル化による大企業病について「以前に比べて風通しは良くなっている」と述べ、大企業病は改善しているとの見方を示した。
渡辺社長は「大企業病として、すぐに他人のせいにしたり、問題の先送り、情報のパイプが詰まる」ことを懸念してとした上で「昨年の社長就任以来、社内には『仲良く喧嘩しろ』と言ってきた」と述べた。自動車は複雑な機能があり、「一体でないと良い車作りはできない。横や縦の連携を強く」していくことに力を注いだ。
この結果、「風通しは以前より良くなっている」と評価した。