15日未明、山形県小国町内の国道113号で、大型トレーラーがカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。ガードレールに衝突して横転する事故が起きた。この事故でトレーラーを運転していた男性が死亡。同乗の男性も軽傷を負っている。
山形県警・小国署によると、事故が起きたのは15日の午前2時15分ごろ。小国町綱木箱口付近の国道113号で、32歳の男性が運転する大型トレーラーが急な左カーブを曲がりきることができずに対向車線側に逸脱。道路右側のガードレールに衝突し、その弾みで横転した。
積載していた木材が直撃するなどしてトレーラーの運転席部分は大破し、運転していた男性が頭を強打して死亡。助手席に同乗していた29歳の男性も頭を打撲する軽傷を負った。
現場はトンネルを抜けた直後の急カーブ。トレーラーは当初、国道7号を新潟方面に向かって進行する予定だったが、通行止めとなったために国道113号へ迂回していたという。警察ではトレーラーが慣れない道でスピードを出しすぎ、カーブを曲がりきれなかった疑いもあるとみて、軽傷を負った同乗者から当時の状況を聞いている。