中央寄り車線で食事停車、後続車激突

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13日未明、神奈川県川崎市多摩区内の県道を走行中の乗用車が、道路右側に駐車していた大型トレーラーに激突する事故が起きた。乗用車は大破し、助手席と後部座席に同乗していた2人が死亡、運転者も重傷を負っている。

神奈川県警・多摩署によると、事故が起きたのは13日の午前3時ごろ。川崎市多摩区枡形4丁目付近の県道を走行していた57歳男性運転の乗用車が、道路右側に駐車していた大型トレーラーに激突した。

乗用車は大破し、助手席と後部座席に同乗していた女性2人が全身を強打して間もなく死亡、運転していた男性も顔面や胸部を強打する重傷を負った。後部座席に同乗していて死亡した女性はシートベルトを着用しておらず、衝突の衝撃でこの女性が前方に弾き飛ばされ、前席の2人に衝突したことが被害を拡大した。

現場は中央部に陸橋を挟んで上下線が分割された構造になっており、一方通行の片側2車線。トラックが駐車していた位置の30m前方で1車線となり、さらに陸橋からの道路に合流するようになっている。

大型トラックは陸橋側(中央寄りの右側車線)にハザードランプを点灯した状態で路上駐車しており、運転していた37歳の男性は近くのコンビニエンスストアで購入した弁当を運転席で食べていた。警察では業務上過失致死傷と道路交通法違反(右側駐車)の容疑で男性から事情を聞いている。

《石田真一》

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