クルマ横転、タイヤ破裂が原因か

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9日夜、大分県別府市内の大分自動車道下り線で、車線変更中の乗用車が横転する事故が起きた。車体は中破し、車外放出された人を含めて2人が死亡。1人が軽傷を負った。タイヤのバーストが事故の一因になったものとみられている。

大分県警・高速隊によると、事故が起きたのは9日の午後8時40分ごろ。別府市南畑付近の大分自動車道下り線で、第2車線(追越車線)から第1車線(走行車線)へ車線変更しようとしていた29歳の男性が運転する乗用車が突然横転。右側を(運転席を)下にしたまま約50m滑走した。

車体は中破。運転していた男性が頭部強打で即死、後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していたとみられる27歳の男性が車外に投げ出され、全身を強打して事故から約5時間後に収容先の病院で死亡、助手席に同乗していた29歳の女性は足などを打撲する軽傷だった。

現場は片側2車線の直線区間。タイヤがバーストしており、これが原因でハンドル操作中にバランスを崩した可能性が高いとみられる。

《石田真一》

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