4日午前、香川県高松市内の県道で、交差点を進行していた乗用車と大型コンクリートミキサー車が出会い頭に衝突した。ミキサー車は衝突の弾みで横転。積荷の生コンクリートが周囲に拡散する事態となった。
香川県警・高松南署によると、事故が起きたのは4日の午前10時15分ごろ。高松市香川町浅野付近の県道交差点で、28歳女性の運転する乗用車と、58歳の男性が運転する大型コンクリートミキサー車が出会い頭に衝突した。ミキサー車を運転していた男性は衝突を避けようと急ハンドルを切ったが、これが原因となってバランスを崩して横転。積荷の生コンクリートが周囲に拡散する事態となった。
この事故でミキサー車を運転していた男性が腰などを打撲する軽傷を負ったが、男性から連絡を受けて現場に駆けつけた会社の同僚らが生コンクリートの回収にあたり、固着前に全量を集めたという。
現場は見通しの良い交差点。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故に至る経緯を聞いている。