マツダは、7月1日にアイルランドの首都ダブリンに販売統括会社「マツダモーターアイルランド」を設立したと発表した。新会社は、安定して自動車市場が成長しているアイルランドで、マツダブランドの車両・部品の輸入販売、マーケティング・広報活動を展開、販売体制とブランドイメージの強化を図る。
同社のジェームズ・エム・ミュアー常務執行役員(マツダモーターヨーロッパGmbH社長兼CEO)は「マツダは、1974年からアイルランドでビジネスを継続してきた。同国に販売統括会社を設立したことで、常にハイクオリティな商品ときめ細かいアフターサービスをお客様へ提供できるようになる」としている。
マツダは中期経営計画「マツダ モメンタム」を推進していくうえで、積極的に主要市場に販売統括会社を設立し、販売網整備とブランドイメージの向上を図っていく方針だ。欧州では年内をめどに、さらにチェコとスロバキアにも販売統括会社の設立を予定している。