非常駐車帯から漫然と発進した乗用車にバス追突

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25日夕方、島根県安来市内の山陰自動車道下り線で、路肩の非常駐車帯から発進してきた乗用車に対し、後ろから走ってきた大型観光バスが追突する事故が起きた。乗用車は大破し、運転していた68歳の男性が重傷を負っている。

島根県警・高速隊によると、事故が起きたのは25日の午後3時35分ごろ。安来市佐久保町付近の山陰自動車道下り線で、路肩の非常駐車帯から発進してきた乗用車に対し、後ろから走ってきた大型観光バスが追突した。

乗用車は弾き飛ばされるようにして大破。運転していた68歳の男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打する重傷を負った。また、追突したバスには乗客乗員40人が乗車していたが、全員無事だった。

警察の調べに対し、バスの運転手は「直前で乗用車が発進してきた。避ける間もなくぶつかった」と話している。警察では男性が後方の安全を確認せず、漫然と発進した可能性が高いとみている。

《石田真一》

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