パトカーにマークされたと誤認? バイクが電柱に激突

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20日未明、広島県広島市西区内の市道で、パトカーに追跡されていたバイクが道路右側の電柱に激突する事故が起きた。この事故でバイクを運転していた21歳の男性が顔面骨折などの重傷を負っている。

広島県警・広島西署によると、事故が起きたのは20日の午前0時25分ごろ。これより5分前の午前0時20分ごろ、同区内の国道2号をパトロールしていた同署のパトカーが信号待ちのために停車したところ、その前方に位置していたバイクが突然発進。、赤信号を無視して右折を開始して逃走したため、ただちに追跡を開始した。

バイクはスピードを上げて逃走したためにパトカーは一度見失っているが、逃走経路をそのまま進んでいったところ、午前0時25分ごろに広島市西区井口3丁目付近の市道で道路右側の電柱に激突し、転倒しているバイクと男を発見したという。男は近くの病院に収容されたが、顔面を強打したことで骨折などの重傷を負っている。後の調べで広島市佐伯区内に住む21歳の男と判明している。

警察では男の回復を待ち、逃走の動機について事情を聞く方針。追跡そのものについては「無理な追跡を行っておらず、適法であって問題ないと考える」とコメントしている。

《石田真一》

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