トヨタ、品質保証専任の専務を配置

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トヨタ自動車は、23日の定時株主総会で取締役・監査役を選任するとともに、総会後の取締役会で、役付取締役・常務役員の選任、副社長の主たる業務分野、専務の本部統括、常務役員の組織担当などを決定した。

社長、副社長、専務は、奥田碩会長が相談役、張富士夫副会長が会長に昇格した以外は現職を留任した。

監査役は中津川昌樹氏、森下洋一氏、岡田明重氏を新任監査役として選んだ。常務役員は佐々木良一氏、河上清峯氏など8人が新たに就任、林芳郎氏、岡部弘氏など10人が退任した。

担当の変更は細かいものが多いが、その中でもトヨタモーターヨーロッパを担当していた佐々木眞一専務を品質保証本部本部長となって専任で品質部門を統括する。

トヨタは世界中で自動車生産台数は好調に推移しているものの、大量リコールなど品質問題を懸念する声が強まっている、品質管理体制を再度徹底するため専任の本部長を配置した。

《レスポンス編集部》

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