無人滑走したクルマを止めようとして死亡

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15日早朝、青森県十和田市内にある工事現場内の仮設道路で、67歳の男性が軽トラックのドアに挟まれて死亡しているのが発見された。サイドブレーキを掛け忘れ、動き出したクルマを止めようとしていた最中、ガードレールに接触して挟まれたらしい。

青森県警・十和田署によると、事故が起きたのは15日の午前5時15分ごろ。十和田市大沢田大下内地付近にあるJR東北新幹線・三本木原トンネルの工事用仮設道路で、67歳の男性がガードレールに接触した軽トラックのドアに挟まれているのを通行人が発見。警察に届け出た。

通報を受けた同署員が現場に急行。胸部をドアに挟まれて意識を失った男性を確認したが、この直後に死亡が確認された。軽トラックはエンジンが停止した状態だったが、サイドブレーキは掛かっていなかった。

現場は緩やかな下り坂となっており、警察では死亡した男性が軽トラックを現場に駐車したものの、サイドブレーキを掛け忘れたことから無人のままクルマが滑走。男性はブレーキを掛けようとクルマに歩み寄り、ドアを開けたところでガードレールに接触。ドアに胸部を挟まれたものとみている。

《石田真一》

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