クルマを承知で酒提供…スナック経営者を逮捕

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客がクルマで来店していることを知りながら、求められるままにアルコール類を提供したとして、愛知県警は6日、愛知県一宮市内でスナックを経営する34歳の女を道路交通法違反(飲酒運転幇助)容疑で逮捕した。

愛知県警・一宮署によると、この女は5月2日と25日の2回、客がクルマを運転して帰ることを知りながら、求めに従ってビールや焼酎、ウイスキーなどのアルコール類を提供した疑いがもたれている。

この店で酒を飲んだ客2人が同署の飲酒検問で摘発を受け、それぞれ呼気1リットルあたり0.15ミリグラム以上のアルコール分を検出。事情聴取を行った結果、女が経営するスナックで酒を飲んでいたことがわかった。検問実施のきっかけとなったのは「あの店ではクルマで来る客にも酒を出す」という近隣住民の通報だった。

警察の調べに対し、女は「店の近くに交通機関が無く、クルマで来店するのは仕方ないと思った」などと話しているという。

《石田真一》

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