太平洋工業は、福岡県鞍手郡小竹町に自動車部品を生産する新工場を建設すると発表した。
トヨタ自動車九州やダイハツ車体が九州地区で自動車生産台数を増やしている。太平洋工業では、自動車メーカーからの品質、納期の要求に応えるとともに、物流費用を削減するため、九州地区に工場を建設する。
工場は第1期として2160平方メートルの工場を建設し、2006年末から樹脂製品の生産とプレス品の溶接加工を行う。第2期工事では、1万平方メートルの工場を建設して2007年末からプレス製品を生産する予定。
設備投資額は約25億円。第2期工事完成後、約30億円の売上を目指す。