手配中の容疑車両、通勤途中の警官発見

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大阪府警は22日、泉佐野市内のコンビニエンスストアで売上金を盗んだ28歳の男を強盗容疑で逮捕した。通勤途中の警察官が手配中の車両を確認。付近に緊急配備を行って捜索したことが逮捕につながったという。

大阪府警・東成署によると、問題の事件は19日の午前6時55分ごろに発生している。泉佐野市日根野付近にあるコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り、店員を脅して現金約4万円を奪い、クルマで逃走した。店の防犯カメラが駐車場に止められた容疑者のクルマを映しており、ここからナンバーが発覚した。

そして22日の午前7時ごろ、大阪市天王寺区内で通勤途中の大阪府警・機動捜査隊の48歳警部補が手配を受けた車両と酷似したナンバーのクルマが路上に停車しているのを発見。記憶が定かではなかったので110番通報を行い、確認を取ってもらったところ、これが容疑車両そのものということが発覚した。

警察では緊急配備を敷き、付近の捜索を行ったところ、クルマが駐車されていた場所から約3km離れた大阪市東成区内で男を発見。強盗容疑で逮捕している。

《石田真一》

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