22日未明、北海道旭川市内の交番で、駐車中のミニパトカーが銃撃を受けてヘッドライトやエンジンが破損する事件が起きた。交番内には2人の警官がいたが、付近の住民を含めてケガ人は無かった。
北海道警・旭川東署によると、事件が起きたのは22日の午前0時40分ごろ。旭川市東光12条4丁目付近にある同署の東光交番で、勤務をしていた2人の警察官が駐車場の方から「パンッ」というような大きく乾いた音が響いてきたことに気づいた。
駐車場に止められていたミニパトカーを点検すると、右側のヘッドライトが壊れ、前部に複数の穴が開いていることがわかった。エンジンは始動不能となっており、さらにチェックしたところ、銃弾のような金属片が複数発見された。
警察では器物損壊事件として捜査を開始しているが、付近の住民も警官が聞いたのと同様の大きな音がしたと証言しており、警察では何者かが銃撃を加えた可能性も視野に入れて捜査を続けるとしている。