酒に酔って電車に当て逃げの少年

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21日深夜、静岡県伊豆の国市内にある伊豆箱根鉄道・駿豆線の踏切で、遮断機が下りた後に踏切内に進入したクルマと通過中の列車が接触する事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、翌22日朝に出頭してきた19歳の少年を逮捕している。

静岡県警・大仁署によると、事故が起きたのは21日の午後11時20分ごろ。伊豆の国市宗光寺付近にある伊豆箱根鉄道・駿豆線の踏切で、すでに遮断機が作動していたにも関わらずに乗用車が進入。通過中の下り列車と接触した。

この接触によって双方の車体が一部損傷したが、クルマは現場から逃走した。電車の乗客乗員約20人にケガは無かったが、現場付近で車両点検を行ったことから、後続の電車に約45分の遅れが生じるなどダイヤが乱れた。

警察では往来危険容疑で逃げたクルマの行方を追っていたが、翌朝になってから19歳の少年が同署に出頭。逃げたことを認めたために過失往来危険と道路交通法違反(事故不申告)容疑で逮捕した。少年は事故当時、酒に酔っていたことも大筋で認めているという。

《石田真一》

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