トヨタ自動車は23日、広州汽車集団との乗用車生産・販売合弁会社である広州トヨタ自動車(広東省広州市)が同日『カムリ』(中国語名『凱美瑞』)のラインオフ式を行ったと発表した。
約500億円を投じた工場は当面、1直で年10万台を生産する。将来は2直で年20万台への拡大も可能。広州トヨタは同日から受注を始め、年内に5万台の販売を計画している。同クラスのセダンでは広州ホンダの『アコード』がトップとなっており、トヨタはカムリで追い上げを図る。
広州トヨタの稼動により、トヨタの中国合弁の生産能力は34万台となった。広州トヨタは2009年までには年20万台の能力をもつ第2工場も稼動させる見通し。