15日午後、福岡県北九州市門司区内の市道トンネルで、51歳の男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。男性をはねたとみられる乗用車は逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
福岡県警・門司署によると、事故が起きたのは15日の午後0時30分ごろ。北九州市門司区大積付近の市道にある大積トンネルを通り掛かったクルマの運転者から「トンネル内に人が倒れている」との通報が寄せられた。
同署員が現場に急行し、入口から約80mの地点の車道に倒れている男性を発見。男性は近くの病院に収容されたが、頭部を強打しており、間もなく死亡が確認された。後の調べで、死亡したのは同区内に住む51歳の男性ということが判明している。
現場にはクルマの破片が落ちており、白っぽい色のクルマがトンネル内に停車していたのを複数の人が目撃していた。警察ではこのクルマが事故に関係しているものとみて車種の特定を急ぐ。