13日未明、愛知県豊田市内の東名高速道路下り線で、43歳の男性が運転する乗用車がエアガンのようなもので狙撃され、フロントガラスの一部にクモの巣状のヒビが入る事件が起きた。警察では器物損壊事件として捜査を開始している。
愛知県警・豊田署によると、事件が起きたのは13日の午前3時15分ごろ。豊田市配津町付近の東名高速下り線を43歳の男性が乗用車で走行していたところ、右後方から追い越してきた乗用車の窓から細長いパイプのようなものが突き出され、直後にフロントガラスの一部にクモの巣状のヒビが入った。
このクルマは近くの豊田ジャンクションから伊勢湾岸道方面に逃走。男性のクルマは上郷サービスエリアに入り、フロントガラスの損傷を外部からも確認。狙撃された可能性があるとして警察に通報した。
ガラスには小豆大のキズとヒビが入っており、警察では改造エアガンの類で狙撃されたものとみて、銃撃を加えたクルマの行方を追うとともに、男性から事件に至るまでの経緯を聞いている。