同乗者の制止を振り切り100km/h超…運転の少年逮捕

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福岡県警は11日、今月5日に太宰府市内の国道3号で橋脚に激突する事故を起こし、4人を死亡させたとして、このクルマを運転していた18歳の少年を業務上過失致傷容疑で逮捕した。同乗していた者の制止を振り切り、猛スピードで走行していたという。

福岡県警・筑紫野署によると、問題の事故が起きたのは5日未明。太宰府市国分1丁目付近の国道3号で、18歳の少年が運転する乗用車が制御を失ったまま滑走。中央分離帯に設置されていた九州自動車道の高架橋脚に激突し、クルマは大破した。

この事故によって、クルマの後部座席に同乗していた18歳の男性4人が全身強打で死亡。運転していた少年と、助手席に同乗していた18歳の女性はシートベルトを着用していたこともあり、打撲程度の軽傷を負った。

その後の調べで、運転していた少年は同乗者に制止を振り切り、100−120km/hの高速度で走行を行っていたことが判明した。警察では少年を業務上過失致死傷容疑で逮捕。制御困難な高速度で事故を起こした場合に問われる危険運転致死傷容疑の適用も視野に入れて捜査を続けるという。

《石田真一》

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