『富士通テン』は、カーAV&ナビゲーションシステム「ECLIPSE」(イクリプス)から、セーフティドライブをサポートするナビゲーションオプション品として、市販業界初となるフロントアイカメラ『FEC106』を7月1日から発売する。
今回発売するFEC106は、フロントグリルやバンパーなど、車両の先端部分に取付け、ドライバーの位置からは死角となる部分を撮影することができるカメラ。左右2方向を同時に撮影し、映像をカーナビゲーション「AVN」モニターに表示できる。ガレージからの出庫時や、見通しの悪い交差点に出るとき、ドライバーからは見えない部分をAVNの画面で確認することができるため、出会い頭の事故を低減する効果が期待できる。
フロントアイカメラの画像切替は、約8km/h以下に速度を落とすと自動的にフロントアイカメラ映像の表示に切り替わる「自動表示モード」と、ボタンを押すことで切り替わる「手動表示モード」がある。
また、車両後方の映像をAVNのモニターに表示できるバックアイカメラ『BEC106』も同時発売する。BEC106は従来比91.7%とさらに小型化し、また、夜間の視認性の向上を図った。
FEC106、BEC106ともに、同時発売の専用電源ボックス『CAB106』を接続することで、FEC106に対応していないAVNへの接続や、他社製モニターへのFEC106やBEC106の接続も可能となる。
価格はフロントアイカメラが2万8140円、バックアイカメラが2万3940円、カメラ接続用電源BOXが5250円。