双方のクルマが互いの接近に気づかず衝突?

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6日朝、千葉県東金市内の市道で乗用車同士が出会い頭に衝突し、2台とも隣接する水田に転落する事故が起きた。この事故によって1人が死亡。2人が軽傷を負っている。

千葉県警・東金署によると、事故が起きたのは6日の午前8時ごろ。東金市中野付近の市道交差点で、31歳の男性が運転する乗用車と、36歳の男性が運転する乗用車が出会い頭に衝突。2台とも弾みで道路に隣接する水田に転落した。

双方のクルマは中破し、31歳の男性が運転するクルマに同乗していた62歳の女性が腹部を強打。最初は東金市内の病院に搬送されたものの容態が急変。改めて千葉市内の病院に搬送されたが、約11時間後に死亡した。また、同じクルマに同乗していた66歳の女性も足の骨などを折る重傷を負っている。2人はいずれも後部座席に乗っていたとみられ、シートベルトを着用していなかったとみられる。

現場は信号機の設置されていないものの、見通しの良い交差点。双方のドライバーは互いのクルマの接近に気づいていないことから、警察では同速度で接近した場合に相手車が動いていないように錯覚する“コリジョンコース型事故”(十勝型事故)の可能性も視野に入れ、調べを進めている。

《石田真一》

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