泥酔男のクルマ、スピンに気づかずに逆走

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23日未明、大分県別府市内の国道10号で、乗用車が中央分離帯に衝突してスピンし、向きが変わったことを気づかずに逆走。順走していたクルマ2台と次々に衝突し、1人が軽傷を負う事故が起きた。警察はこのクルマを運転していた男を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕している。

大分県警・別府署によると、事故が起きたのは23日の午前1時ごろ。別府市亀川東町付近の国道10号で、39歳の男が運転する乗用車が中央分離帯に衝突。弾みでスピンし、元の車線にいたまま向きを変えた。

しかし、運転していた男はこれに気づくことなくクルマを発進。結果として逆走することとなり、約20mを進行したところでクルマ2台に次々と衝突した。この事故で最初に衝突された軽自動車を運転していた20歳の女性のクルマが中破。女性が打撲などの軽傷を負っている。

逆走車を運転していた男は立っていられないほどの泥酔状態だったため、駆けつけた同署員が道交法違反(酒酔い)の現行犯で逮捕。業務上過失障害でも調べを進めている。

《石田真一》

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