Uターン中のトラックに路線バス突っ込む

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14日朝、神奈川県横浜市栄区内の市道で、Uターンを開始したトラックに神奈川中央交通の運行する路線バスが衝突する事故が起きた。双方の車両は小破し、バスの乗客やトラックの同乗者など4人が打撲などの軽傷を負っている。

神奈川県警・栄署によると、事故が起きたのは14日の午前8時15分ごろ。横浜市栄区桂台北付近の市道で、27歳の男性が運転するトラックがUターンをしようとしたところ、後方から走ってきた神奈川中央交通が運行する路線バス(上之発、大船駅前行き)がトラックの右側面部に衝突した。

双方の車両は衝突によって小破。バスには約50人の乗客がいたが、このうち前方に位置していた2人衝突の弾みで転倒して軽傷を負ったほか、トラックを運転していた男性と同乗者の男性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

現場は片側1車線の直線区間。トラックは路肩に停車した直後にUターンを開始したが、バスの運転手は警察の事情聴取に対して「ハザードを点灯させながら停止したので、路上に駐車したと思った。側方を通過しようとしたらトラックが車線を塞ぐように動き出し、回避が間に合わずに衝突した」などと話しているようだ。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、引き続き業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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