カーブを曲がりきれず、乗用車がバスに正面衝突

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12日午前、佐賀県唐津市内の県道で、昭和自動車バスの運行する路線バスと、対向車線側に逸脱してきた乗用車が正面衝突した。この事故で双方の車両が大破し、12人が骨折や打撲の重軽傷を負っている。

佐賀県警・唐津署によると、事故が起きたのは12日の午前9時10分ごろ。唐津市枝去木付近の県道で、23歳の男性が運転する乗用車が急な左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。対向車線を走ってきた昭和自動車バスが運行する路線バスと正面衝突した。

双方の車両は衝突によって前部を中心に大破。乗用車を運転していた男性が左足指の骨を折る重傷を負ったほか、バスの乗客乗員11人がシートから投げ出されるなどして、打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

警察では乗用車側の速度超過が原因とみており、運転者の回復を待って業務上過失傷害容疑で詳しい事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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