暴走族のバイク制止を試みた警官はねられる

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26日未明、京都府宇治市内の府道で、歩道を走行していた暴走族のバイクを抑止しようとした警察官がこのうち1台のバイクにはねられて転倒し、軽傷を負う事故が起きた。バイクはそのまま逃走しており、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査している。

京都府警・宇治署によると、事件が起きたのは26日の午前4時ごろ。宇治市宇治付近にある同署前の府道を暴走族のバイクが走っていることに当直中の署員が気づき、3人がこれを抑止しようとした。

バイクは4−5台の集団で走行していたが、このうち1台は歩道を走ってきたため、同署・地域課に所属する31歳の巡査長が制止したところ接触。巡査長は路上に転倒して腰を打つ軽傷を負った。バイクはそのまま逃走している。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始しているが、周囲は暗かったために逃走した暴走族メンバーの人相や服装などはわかっていないという。

《石田真一》

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