ホンダの米国子会社アメリカン・ホンダモーターは27日、アキュラデザインセンターの建設に着工、鍬入れ式を行った。
アキュラデザインセンターは2007年夏の開設を予定しており、将来のアキュラ製品のコンセプトやデザインの方向性において主要な役割を果たす。
アキュラデザインセンターは、カリフォルニア州トーランスのホンダR&Dアメリカズ(HRA) ロサンゼルスセンターに隣接した敷地に建設する。投資額は1500万ドルの予定。
また、カリフォルニア州パサデナにホンダの将来のデザインコンセプトを研究するアドバンストデザインスタジオを今春開設する。これらにより、HRAのカリフォルニア州での拠点が4ヵ所となる。
HRAは、1976年にマーケットリサーチ部門としてカリフォルニア州に設立、その後30年にわたって北米での販売拡大にあわせて研究・開発機能を強化してきた。アキュラ『MDX』、『TL』、ホンダ『リッジライン』、『パイロット』、『エレメント』、『シビッククーペ』、『シビックSi』などは、HRA独自開発モデルだ。