KYBは、タカコの過半数の株式を取得し、子会社化するための譲渡契約を締結したと発表した。
タカコは、油圧機器部品、電子機器部品などを製造しており、各種精密加工品製造技術を持つ。特に、油圧ピストンポンプ部品には定評があり、国内シェア約75%を占めている。KYBはタカコを子会社化することで、ハイドロリック・コンポーネンツ事業本部の海外事業拡大など、企業の価値向上につなる狙い。
KYBは、4月27日に総発行済株式数の過半数のタカコの株式取得して子会社化することを、タカコの主要株主及びタカコ経営陣と合意した。
子会社化後、両社は強固な協力関係を構築するため、株式交換などによるタカコの完全子会社化について協議をしていく予定。株式の取得割合及び取得金額などについては、今後主要株主以外の他の株主とも協議していく。