あいおい損保、広州汽車と保険ブローカーの合弁会社設立

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あいおい損害保険は13日、中国の広州汽車集団と合弁で中国に保険ブローカー「広州広愛保険経紀」を設立することで合意した。

合弁会社の設立は5月で、資本金は3000万元(約4.5億円)。出資比率は広州汽車集団50.2%、あいおい損保24.9%、広州汽車集団商貿24.9%。中国保険監督管理委員会の認可を経て、6月末に営業を開始する予定だ。

今回、あいおい損保が中国に合弁会社を設立した背景には、ブローカー介在型保険販売モデルを導入して、増大するトヨタ車ユーザーのニーズに応えようという狙いがある。

そこで、広州トヨタが06年央から『カムリ』を生産・販売するのに先立ち、トヨタ自動車の現地パートナーである広州汽車集団と保険ブローカーを設立するわけだ。

あいおい損保では、初年度のブローカー取扱保険料を約35億円見込んでいる。同社は、今後も急成長が見込まれる中国保険市場に参入するための環境整備を図り、海外事業のさらなる拡大を目指していく方針だ。

《山田清志》

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