旭テック、タイにアルミホイール移管で業績が悪化

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旭テックは、2006年3月期の連結決算業績見通しを下方修正した。

売上高は474億円を見込んでいたが、472億円と小幅な修正、経常利益は9億8000万円から7億1000万円へと下方修正した。最終損益は、3億円の黒字から5億1000万円と赤字転落する見通しだ。

同社が業績見通しを下方修正したのは、ホイール事業のタイの連結子会社アサヒテック・アルミニウムへの生産移管で、品質や生産性などで問題が発覚し、収益が悪化したため。さらに、テクノメタル社買収に伴う一時費用6億2000万円の発生を特別損失で計上するため、下方修正する。テクノメタルの取得日は3月31日で、今回の業績予想にはテクノメタルの業績は影響していない。

《レスポンス編集部》

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