【ストラーダ HDS630 長期リポート その6】上級機譲りの見やすい地図描写

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ストラーダ『HDS630』には、上位モデル「Fクラス」譲りの機能が数多く搭載されている。というより、FクラスからVGAモニターを省いたものがHDS630…といってしまっていいかもしれない。普及クラスのモデルであるが、ハードディスク搭載のAVNタイプということもあり、DVシリーズなど従来型のDVD普及モデルとは一線を画し、どちらかといえばFクラス寄りなのも事実なのだ。

たとえばナビ本来の使いやすさを左右する地図画面は、昨夏にマイナーチェンジされた9X5系のFクラスから採用が始まった道路強調描写タイプとなる。DV系などの従来モデルでは道路が白色で描写されていたが、HDS630は道路を描写する色を灰色に変更している。これによって従来の地図よりもくっきりと見えるようになった。これはどちらかといえばルートを設定しない日常的な使用のほうで効果を発揮する。ルートを設定していないからこそ、地図の見やすさが重要になってくるのだ。

HDS630は渋滞データバンクも採用している。これは過去のデータを参照し、渋滞の傾向をあらかじめ把握しておくことで効率よく目的地まで向かうことを可能とするもの。ルートを探索したあとに「渋滞D探索」をタッチすれば、渋滞データを考慮したルートに引き直す。通常の場合はもっとも距離が短い(標準的な所要時間が最も短い)ルートで設定するが、渋滞D探索では渋滞の状況を考慮する。多少遠回りであっても早く目的地に着くルートを選ぶ。さらには別売のVICS光/電波ビーコンをプラスすることで、最新のVICS情報を加味して動的なリ・ルートも行なえる。さらに速達ルートを選べるというわけだ。

もうひとつ忘れてはならないのが事故多発地点案内。ルート案内中に事故が多発する交差点に近づくと「事故多発地点です、ご注意ください」とアナウンスをしてくれる。不慣れな道だとしても「そこで事故が多発している」ということを知れば自然と運転は慎重になるもの。アナウンスがあるとないとでは、その心持ちは自ずと違ってくる。

《石田真一》

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