神事の列にクルマが突っ込み、15人負傷

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1日早朝、青森県むつ市内の国道279号で、神社で行われた神事のため、リヤカーにみこしを載せて歩いていた列に乗用車が突っ込み、小中学生など15人が重軽傷を負う事故が起きた。

青森県警・むつ署によると、事故が起きたのは1日の午前5時45分ごろ。むつ市関根付近の国道279号で、現場近くにある神社で行われた正月神事のため、リヤカーにみこしを載せて引いていた小中学生を含む約30人の列に対し、後方から走行してきた乗用車が突っ込んだ。クルマは前方にいた15人を次々とはね、15歳の中学生ら3人が骨折などの重傷。他の10人が打撲などの軽傷を負った。

クルマを運転していた26歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分が検出され、男も事故直前までビールや酎ハイなどを飲んでいたことを認めたため、警察では男を業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

現場は片側1車線の直線道路。例年は歩道を進んでいくが、今年は大雪のため、除雪作業で形成された雪壁が歩道と車線の一部を埋め尽くし、仕方なく車道を進んでいたという。後部では車両警戒がなされていたが、前方への警告が間に合わないまま突っ込んだとみられる。

《石田真一》

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