06年のカーナビ生産、12%増の5377億円の見通し

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電子情報技術産業協会(JEITA)は、民生用・産業用電子機器などの市場動向をまとめた「2006年電子工業生産見通し」を発表した。

それによると、06年の電子工業の国内生産は原油高や米中景気の動向、価格のさらなる下落などの不安要素があるものの、設備投資、個人消費が堅調に推移して景気も回復基調にあることから、19兆3891億円と前年比102.3%と再びプラスに転じる見通し。

なかでも、液晶テレビとカーナビゲーションシステムは2桁を超える堅調な伸びを予測している。液晶テレビが前年比20%増の6366億円、そしてカーナビが同12%増の5377億円で、引き続き過去最高記録を更新する見込みだ。

ここ数年、液晶テレビとカーナビが電子工業生産を引っ張っているが、その傾向は今後も続きそうだ。

《山田清志》

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