大型トラック同士の衝突で、路上にいた女性が挟まれ死亡

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22日未明、広島県広島市南区内の国道2号線で、タイヤチェーンを装着するために停車していた大型トラックに対し、後続の大型トラックが衝突。女性1人が車体同士の間に挟まれて死亡する事故が起きた。

広島県警・広島南署によると、事故が起きたのは22日の午前4時35分ごろ。広島市南区向洋本町付近の国道2号線で、道路が凍結していたことからタイヤチェーンを装着しようと停車していた大型トラックに対し、後ろから走ってきた別の大型トラックが突っ込んできた。

当初はトラック同士の衝突とみられたが、車体と車体の間に女性1人が挟まれていることが後に判明。約1時間後に救出されたが、体を強く圧迫されたことが原因で死亡していたことが確認されている。死亡したのは36歳の女性で、別のトラックを運転していたとみられる。

警察によると、この女性は衝突されたトラックを運転していた37歳の男性がチェーンを装着する様子を眺めていたという。後方から突っ込んできたトラックを運転していた33歳の男性は「前方で停車しているトラックを確認し、避けようとハンドルを切ったがアイスバーンで滑ってコントロールできなくなった」と話している。警察では業務上過失致死容疑でさらに事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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