マツダは22日、主力エンジン「MZR」シリーズ(1.8−2.3リットル)の国内生産能力を、2006年1月から現状より9%多い年70万5000基に引き上げると発表した。『アクセラ』や『ロードスター』など同エンジンを搭載する車両の販売が好調なほか、来年投入の新モデルにも採用するためだ。
MZRエンジンは本社工場で生産している。今年5月にも年53万7000基から同65万基に増産対応を図っていた。
年明けのデトロイトモーターショーで発表、来春にも米国市場に投入する『CX-7』および、2月に国内販売を始める新型『MPV』にも搭載するため、一段と能力増を図ることにした。