トンネル内でチェーン点検、後続車にはねられ死亡

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18日夕方、群馬県松井田町内の上信越自動車道・上り線の高岩山トンネル内で、故障を起こして立ち往生したクルマを点検するために車外に出ていた男性が、後ろから走ってきた乗用車にはねられ、死亡する事故が起きた。

群馬県警・高速隊によると、事故が起きたのは18日の午後5時ごろ。松井田町北野牧付近の上信越自動車道上り線のトンネル内で、タイヤチェーンが外れて走行できなくなった乗用車を点検するため、このクルマに同乗していた23歳の男性ら2人が点検を行うために車外へ出たところ、追越車線側から車線変更してきたクルマにはねられた。男性は腹部などを強打し、間もなく死亡している。

警察では車線変更してきたクルマを運転していた43歳の男から事情を聞いていたが、その後の調べで無免許運転だったことが発覚。業務上過失致死と道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕している。

今回の事故について警察では「トンネル内では駐停車せず、トラブルが発生した場合には走行可能な場合には、トンネル外まで走りきってから対処してほしい」とコメントしている。

《石田真一》

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