完全凍結の道路で車線逸脱、5人死傷

自動車 社会 社会

16日夜、北海道端野町内の国道39号線で、対向車線側に逸脱した乗用車と、順走していたワゴン車が正面衝突する事故が起きた。衝突によって乗用車は大破し、1人が死亡。2人が重傷を負っている。

北海道警・北見署によると、事故が起きたのは16日の午後7時40分ごろ。端野町三区付近の国道39号線で、71歳の女性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきたワゴン車と正面衝突した。

この事故によって乗用車は大破。助手席に乗車していた73歳の男性が全身を強く打ち、出血性ショックと失血が原因で死亡。運転していた女性と、後部座席に同乗していた13歳の女子中学生が骨折などの重傷を負っている。また、ワゴン車を運転していた26歳の男性と、同乗していた20歳の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線の直線道路だが、積雪によって中央寄り1車線しか使えなくなっていた。また、道路は完全に凍結しており、かなり滑りやすい状態だった。警察では女性がハンドル操作を誤ったことが車線逸脱の原因とみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース