泥酔運転の警察官を危険運転致傷で書類送検、そして懲戒免職

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佐賀県警は9日、今年7月に泥酔状態でクルマを運転して事故を起こし、相手方に軽傷を負わせた伊万里署・地域課に所属する49歳の巡査長を危険運転致傷容疑で書類送検するとともに、同日付で懲戒免職処分とした。

佐賀県警・監察課によると、問題の事故が起きたのは7月23日の午前1時30分ごろ。佐賀県北方町志久付近の国道34号線で、対向車線側に逸脱してきた乗用車と対向のRVが正面衝突。乗用車は大破し、運転していた49歳の男が両足骨折の重傷を。RVに乗っていた2人が軽傷を負った。

その後の調べで、乗用車を運転していたのは伊万里署・地域課に所属する49歳の巡査長と判明したが、巡査長の血液から酒酔い相当(泥酔量)のアルコール分を検出。巡査長自身も警察官の会合で酒を飲んだことを大筋で認めていた。

警察では事故の原因を「飲酒によってハンドル操作が困難になったことが主因」と判断。巡査長を危険運転致傷容疑で書類送検するとともに、9日付けで懲戒免職処分を命じている。

《石田真一》

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