沖縄県警は8日、1983年に免許取り消しとなって以来、22年間も無免許運転を続けていた49歳の男を道路交通法違反(無免許運転)の容疑で逮捕した。
沖縄県警・浦添署によると、事件が起きたのは8日の午前0時30分ごろ。浦添市安波茶付近の県道を同署のパトカーがパトロールしていた際、前走していた乗用車が突然路地に入ったことを不審に感じ、追跡を開始した。
このクルマはしばらく逃げ続けたが、パトカーからの指示に従って停止。警察官が運転していた49歳の男に職務質問を行ったところ、22年間の無免許運転が発覚した。
男は酒運転酔い運転などの違反累積により、1983年2月に免許取り消しの処分を受けていた。だが、以後も免許を取り直すことなく、恒常的な無免許運転を繰り返していたとみられる。取り調べに対し、逮捕された男は容疑を大筋で認めており、反省の言葉も述べているという。