東洋ゴム、米国ジョージア州の新工場が竣工

自動車 ビジネス 企業動向

東洋ゴム工業は、米国ジョージア州バートゥ郡に新しいタイヤ生産子会社トーヨー・タイヤ・ノース・アメリカを竣工したと発表した。

竣工式には、クレイグ・レッサー・ジョージア州経済開発局長官や小川正二在アトランタ日本国総領事、多数の州政府や地元関係者、工事関係者など、総勢約700人が出席した。

式の冒頭で片岡社長は、新工場は「世界でも有数の工場であると自負しているが、本当のNo.1となるためには、ここにお集まり頂いた皆様からご支援を頂くだけではなく、我々も良き企業市民として地域に貢献していかなければならない」と挨拶した。

新工場には、高品質、省スペース、多品種少量生産、自動化を特長とする独自の新工法「A.T.O.M.」を導入した。これは、市場の需要動向に応じて、生産計画の変更に柔軟に対応出来る拡張性の高いシステムとなっている。また、鉄道、航空、幹線道路による輸送に至便な立地条件を活かして、米国東南部の中央倉庫機能を兼ね備えた大型倉庫を併設しており、需要地へのタイヤ供給の一層の効率化を実現する。

一方、同社はグループによる地域コミュニティへの貢献として、バートゥ郡の学校への3度目となる寄付を行うことも発表した。今回の資金援助により、これまで地域の学生達の大学合格率を上げる取り組みとして成果を上げてきた個別指導プログラムを拡大してもらう。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集