道路右側の歩道に乗り上げ、暴走

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5日早朝、静岡県静岡市駿河区内の県道で、23歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱するとともに、道路右側の歩道に乗り上げ、歩いていた77歳の女性をはねて死亡させる事故が起きた。クルマも街路樹などに衝突して大破。運転者も死亡している。

静岡県警・静岡南署によると、事故が起きたのは5日の午前5時50分ごろ。静岡市駿河区中田本町付近の県道で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、そのまま道路右側の歩道に乗り上げ、前方を歩いていた77歳の女性をはねた。クルマはその後も街路樹などへ衝突を繰り返しながら暴走。最終的には民家の塀に乗り上げ、直立するような状態で停止した。

この事故によって女性は即死。クルマも大破し、運転していた23歳の男性は病院に収容されたが、首の骨を折っており、間もなく死亡した。

現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。警察では事故の状況から、男性が猛スピードでクルマを走らせている際にハンドル操作を誤ったことが主因になったとみている。

《石田真一》

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