山形の連続パンク事件、容疑者を再逮捕

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今年8月から10月までの約2カ月間、山形県山形市などで飲食店の駐車場に止めたクルマのタイヤが相次いでパンクさせられた事件について、山形県警は25日、犯行に関わったとして、すでに器物損壊や同幇助の罪で起訴されている男女を再逮捕した。

山形県警・山形署によると、山形市内の飲食店駐車場において、駐車中のクルマのタイヤが相次いでパンクさせられる事件は8月下旬から相次いでいた。

9月3日深夜には山形市城西町2丁目付近にあるコンビニエンスストアの駐車場で、駐車中の乗用車2台のタイヤ合計5本をナイフのようなもので切り裂かれたが、この容疑者として同市内に住む33歳の男と、25歳の女の存在が浮上。11月1日に逮捕。実行犯の男は器物損壊で、女は同幇助の罪で起訴されていた。

その後の調べで男は「仕事が見つからず、飲食店で楽しそうに食事をしている人を見て腹が立った」と供述。これを動機として、別のパンク事件にも関与したことを大筋で認めたため、器物損壊の容疑で再逮捕。女も同容疑で再逮捕されている。

これまでの被害台数は175台に達しており、警察では全容解明を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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