マイナーチェンジを行った『R2』はグレード展開を若干変更し、標準モデルをSOHCの「i」とDOHCの「R」とし、今まで特別仕様車として販売されていた「タイプS」をカタログモデルに昇格させ、DOHCの「タイプS R」とスーパーチャージャーの「タイプS S」をラインナップした。よってR2のスーパーチャージャーモデルはタイプSだけとなったわけだが、タイプSにはブルーの専用デザインシートやWRブルーとチタニウムグレーの専用ボディカラー、ガンメタ塗装のアルミホイールなどが標準装備されており、よりスポーツマインドが高められている。スバル商品企画本部の宮芳隆さんは「マイナーチェンジ後のR2は、iとRの標準モデルでは女性をメインターゲットとし、タイプSは男性ユーザーに特化して、グレードのキャラクターをより明確にいたしました」とコメント。確かにWRブルーに塗られたタイプS Sは、『インプレッサ』の「STI」を思わせるスポーティなルックスに仕上がっている。そのスポーティな雰囲気は走らせても変わることはなく、標準車とは違ったパワフルな走りを見せてくれる。エンジンはスーパーチャージャーの装着により、Rより10psもパワーが上がっているので、力強さは誰でも体感できる。スーパーチャージャーなので低回転から過給が始まり、レスポンスもターボに比べて鋭い。タイプS SにはCVTに7速スポーツシフトも装備されているので、マニュアル感覚の走りも楽しめる。足回りは見た目ほどハードではなく、これなら家族で乗っても文句の出ないレベルだろう。過激さを求める人には物足りないかもしれないが、2ドアの『R1』にスーパーチャージャーが追加されているので、4ドアとして考えればバランスが取れているといえる。タイプSにはNAのRもラインナップしているので、NA派でもOK。標準モデルは、やさしい顔つきになったので、やはりオトコが乗るならタイプSが似合うだろう。
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