クルマから振り落とす…正当防衛を主張

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23日未明、神奈川県大和市内でエンジン騒音が原因とみられる交通トラブル事件が起き、37歳の男性が走行中のクルマから振り落とされて重傷を負った。警察ではクルマを運転していた35歳の男を殺人未遂容疑で逮捕している。

神奈川県警・大和署によると、事件が起きたのは23日の午前1時ごろ。大和市上草柳付近にあるアパートの駐車場で、このアパートに住む37歳の男性と、同じアパートに住む35歳の男が駐車していたクルマのエンジン騒音を巡って激しい口論となった。

37歳の男性が激怒したこともあり、男は自らのクルマの中に篭ったが、男性はこれに激怒。「殺すぞ」などと怒鳴り声を上げながらクルマのガラスを叩き続けた。男はクルマを急発進させたが、クルマにしがみつくような状態だった男性は振り落とされ、頭を強打する重傷を負った。

警察では交通トラブル起因の事件として男を殺人未遂容疑で逮捕したが、調べに対しては「あの場から逃げないと自分の方が殺されると思った。身の危険を真剣に感じた」などと供述。正当防衛を主張しているという。

《石田真一》

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