19日夜、山梨県甲府市内の国道20号線で、追突事故を起こした男がクルマを捨て、走って逃走しようとする事件が起きた。男は近くでパトロールをしていた警察官によって取り押さえられ、道路交通法違反(ひき逃げ)の現行犯で逮捕されている。
山梨県警・南甲府署によると、事故が起きたのは19日の午後9時10分ごろ。甲府市中小河原町の国道20号線で、信号待ちをしていた35歳女性の運転する乗用車に対し、後ろから走ってきた普通トラックが追突した。
女性にケガは無かったが、トラックを運転していた男はそのまま逃走した。この様子を近くでパトロールしていた同署員が目撃し、パトカーでの追跡を開始。男は数分間に渡って逃げ続けたが、最終的にはトラックをその場に放置し、走って逃げ出そうとした。警官の追走はここでも続いたが、最終的には警官に取り押さえられ、道交法違反の現行犯で逮捕されている。
その後の調べで、この男は東京都八王子市内に在住する48歳の男だということが判明しているが、警察では逃走の動機について男を厳しく追及しているという。