鹿児島の国道でクルマが炎上…事故と事件の両面から捜査

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16日未明、鹿児島県鹿児島市内の国道226号線で、路側帯に停車していたクルマが炎上し、このクルマに乗っていたとみられる男性2人が焼死体で発見される事件が起きた。警察では事件と事故の両面から捜査を始めている。

鹿児島県警・指宿署によると、事件が起きたのは16日の午前1時55分ごろ。鹿児島市喜入前之浜町付近の国道226号線沿いにある路側帯で、乗用車が炎上しているのを通行していた他車のドライバーが発見。警察に届け出た。

同署員と消防が地元現場に急行。すぐに消火作業が行われたがクルマは全焼。運転席から1人と、クルマに近い防波堤から1人、いずれも男性の焼死体が発見された。クルマは左後部のドアが開け放たれた状態となっており、車内には灯油のような揮発性の液体が撒かれたような痕があった。

クルマは熊本県内に住む人物の名義。車内からは2人のうち、1人が書いたとみられる遺書めいた手紙が発見されているが、この人物とクルマの名義人は異なっており、その関係もわかっていない。

警察では事件と事故の両面から捜査を進めるとともに、死亡した2人の身元特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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