平均車齢が13年連続で高齢化

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自動車検査登録協力会が発表した「わが国の自動車保有動向」によると、2005年3月末現在の乗用車の平均車齢は13年連続で延びて6.77年と過去最高齢となった。

自動車が長く使われているためで、乗用車の平均使用年数は10.93年で過去最長だった前回調査よりも0.04年短くなったものの、レベルは高いままだ。

平均車齢は、国内でナンバーを装着している自動車が新規登録されてからの平均経過年数で、乗用車4277万6178台の平均車齢は6.77年で、前年同期と比べ0.19年延び過去最高齢を更新した。10年前の水準と比べると1.89年延びている。

乗用車の平均車齢は1975年に3.30年がピークで、その後、バブル期に新車販売が急増した時期を除いて高齢化が進んだ。

車種別では、普通乗用車が6.66年で前年同期より0.28年延びた。小型乗用車は0.13年延びて6.83年だった。

平均使用年数は、新車登録されてから抹消登録されるまでの平均年数。乗用車の平均年数は1975年に6.72年だったが、1984年には9.00年と急速に長期化し、2001年には10.40年となり、2004年には10.97年と11年台に迫ったが今回は短くなった。

《レスポンス編集部》

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